柴田聡子を紐解く5通の手紙。音楽も詩も、子どもが戯れるように

シンガーソングライター、そして、最近では文筆家としても活躍している柴田聡子。その独特の言語感覚が注目を集めてきたが、最近では曲作りにも磨きがかかり、ミュージシャンとしてひとまわり大きくなった。その背景には、ここ数年、活動を共にしてきたバンド「inFIRE」の存在がある。岡田拓郎(Gt)、かわいしのぶ(Ba)、イトケン(Dr)、ラミ子(Cho)といった個性豊かなメンバーとの関係が、柴田の作り出す音楽に豊かな奥行きを生み出しているのだ。今年5月に行われたツアーファイナルの模様を収録した新作『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 "GANBARE! MELODY" FINAL at LIQUIDROOM』を聴けば、そんな柴田とバンドの充実ぶりが伝わってくる。

そこで今回は、4人のバンドメンバーとツアーでPAとダブエフェクトを担当したDub Master Xに柴田宛の手紙を書いてもらい、柴田のユニークな個性を様々なアングルから探ってみた。芋掘り、ビキニ、プラズマ、エアギターなど、様々なキーワードから柴田の歌の世界の魅力が浮かび上がるロングインタビュー!

柴田聡子

柴田聡子の個性を解明する5通の手紙。1通目はDub Master X

―今日はバンドメンバー全員とDub Master Xさんから手紙を預かってきています。なので総勢5名。

柴田:どうしよう、やばい!

―まずはDub Master Xさんの手紙から。

柴田:うわあ……お茶を飲んでもいいですか?

―どうぞどうぞ。

柴田:(お茶を飲む)はあ。じゃあ、読みます!

柴田聡子のSSWとしての不思議さ。

柴田さんを初めて見たのは、かせきさいだぁのライブで一曲だけシャウトしに来た時でした。この時は「なんか不思議な子だなぁ」と思っただけでしたが、次のかせきさいだぁ主宰イベントにゲストで弾き語りで参加した時にその詩の世界観とメロディ、そこに当ててくるコード感、そして彼女の声にすっかり魅了されてしまいまして、「これからライブの面倒見る!」と勝手に押しかけたのでした。

歌詞を追いながら聞いていてもストーリーがわからなかったりするのだけれど(笑)、単語や文節からこちらが勝手にイメージする情景が次々と移り行く感覚にすっかり魅了されてしまう。
景色が見えるから僕の勝手なイメージが膨らんで卓を弄る手が勝手に動いてしまう。その色付けが良いか悪いかはわからないけれど、今は喜んでもらえているようなのでまだまだ精進します。

その辺にありそうで実はどこにも無い。もっと多くの人に気がついて欲しいなぁ、柴田の良さに。

柴田:ありがとうございます!

―手紙によると、ダブさんのほうから柴田さんに声をかけられたとか。ライブ盤ではダブさんのエフェクトも活躍していて、バンドメンバーのひとりみたいな感じですね。

柴田:スネアで「ドンッ!」とか(笑)。でも、ライブをやってる私たちには、ダブさんがどんなエフェクトをかけているのか全然わからないんですよ。あとで音源を聴いてみんなで盛り上がってます。

柴田聡子(しばた さとこ)
1986年札幌市生まれ。大学時代の恩師の一言をきっかけに、2010年より都内を中心に活動を始める。最新作『がんばれ!メロディー』まで、5枚のアルバムをリリースしている。2016年に上梓した初の詩集『さばーく』が『第5回エルスール財団新人賞「現代詩部門」』を受賞。現在、雑誌『文學界』でコラムを連載しており、文芸誌への寄稿も多数。2019年10月、初のバンドツアーの千秋楽公演を収録したライブアルバム『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM』をリリースした。
柴田聡子『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 "GANBARE! MELODY" FINAL at LIQUIDROOM』(Spotifyを開く

―どこでエフェクトをかけるかはダブさん次第なんですか?

柴田:そうです。やりすぎることはなく、でも、いくときは「ガーン!」っていってくれる。ダブさんの曲に対する理解が深まるにつれてマッチするところも増えていくんですけど、そういう部分でもバンドの一員って感じがします。ダブさんは日頃から私の曲を聴いてくださっていて、「いま新幹線で聴いてるけどいいね!」とかLINEをくれたりするんですよ。歌詞もめちゃくちゃ覚えてくれていて。

―手紙では歌詞について触れていますね。「ストーリーがわからないけど、いろんなイメージが浮かんでくる」という感想は、多くの人が柴田さんの歌詞に触れて感じることかもと思いました。

柴田:私はできるだけわかりやすさを意識しつつ、悩みながら歌詞を書いているんですけど、伝えるのが下手かもしれないです。世の中には複雑なもの、ひとつに決められないことがあって当然だから、そういう複雑さを失わないでおこうと私は思っているんですけど、それでいてちゃんと伝わるように歌詞を書くのは難しいです。

「とにかく言葉という芋を掘り続ける」

―柴田さんの言葉の使い方って独特ですよね。どんな言葉を使うか、というところで意識していることはありますか? たとえば、よくある言い回しは使わないとか。

柴田:新しい使い方を思いつきたいっていう気持ちは常にあります。でも最近は、使い古された言い回しだとしても、それが自分の言葉だと思えるんだったら問題ないと思っています。大事なのは自分の言葉で書くってことだって。

―シンガーソングライターにとって、自分の言葉に説得力を持たせられるかどうかは大きな問題ですよね。

柴田:そうですね。日常生活でも自分の言葉に説得力を持たせるのは大切だし、すごく難しい。だから、どんなにありきたりだろうが「自分が本気でそう思っている言葉で喋る」という努力は人間としてしたいと思います。

―柴田さんの場合は、歌詞だけではなくエッセイや詩も書かれていますが、歌詞を書くときとは違う感覚ですか?

柴田:自分にとっては音楽も文章も、何か大きなものに見守られながら子どもが遊ばせてもらっているようなもんです。だから、思いどおりにいかなくて当然というか。今、音楽っぽいもの、詩っぽいものを作っているけれど、それを真顔で語るときはまだ来ないって感じです。

―芸術の神様に見守られながら遊んでいる?

柴田:神様っていうと霊的すぎるから、すごく大きい存在という感じ。だから楽しくやれているのかもしれないですね。私には霊感みたいな閃きはなくて、神様とは無縁というか。歌詞を書くときも、思いついたひとつの言葉からイメージを繋げていく、っていう芋づる式に考えていくことも多い。そこには神秘的なことは全然なくて、ただ黙々と芋を掘ってる感じ。お百姓さんぽい。

―大きい芋が出てくることもあれば、つるがプツンと切れたりもする。

柴田:切れることなんてザラですね。でもとにかく芋を掘り続ける気持ちで。

2通目はドラムのイトケン。独自の歌と言葉の関係をさらに深掘り

―では、次はイトケンさんの手紙です。

柴田:はあ~。心臓がドキドキする。読みます!

どーも、イトケンです。
最初に柴田さんに会ったのは蓮沼執太チームでのYCAM公演の時だったかな。
2012/3/11だったようです。
この時は前乗りしてサウンドチェックを前日にやる事になっていて、となると蓮沼チームは飲みに徹します。柴田さんも一緒に行った居酒屋で「獺祭もうないです」って言われるまで飲んだという記憶しかない…
そんなに飲んだ次の日、近隣の部屋からアコギと歌声が。柴田さんの練習の音だったようで、「凄い!えらい!」と思ったっすよ。
それからしばらくはライブ会場で会ったりとか、吉祥寺でばったり、とかだったかな。
その後、灰野敬二さんの「奇跡」公演に検出装置チームで入った時に、演奏者でいたよね!(2015/10/2)
この時には既に俺のレコ発(2015/11/16)の対バンでオファーしてたはず。
で、一緒に演奏したのは現inFIREのメンバーしのぶちゃんのバースデーライブ(2017/9/8)だったよね。
この時に柴田さんの曲を「ん、かわってるな」と思ったんかなー。

その次の年にinFIREとして招集されたんすよね。
その時に歌詞も資料としてもらったんですが、歌としてきいてる歌詞とテキストでもらった歌詞の存在感の違い。
普通に読み物的な存在感。
曲は曲で俺が昔聴いた歌謡曲マナーを継承したような楽曲。

面白い。

その年の後半から新しいアルバム「がんばれ!メロディー」の制作に入るんすよね。
そのプリプロ段階でも、「うわ、この言葉かー」とか「この譜割りでこの言葉かー」などなどやっつけられる事多数。
普通に歌詞として「あー恋愛かなー」と思ってたのが意味を聴いてみると全く違ったりとか、なんというか裏切られ続ける!

ツアー中のソロコーナーでも、普通にリスナーになって「あーいい曲だなー」と思う。

今後もinFIREとしていろいろ楽しんで、裏切られていきたいと思いますですよ!

柴田:ありがとうございます! もう、温泉に入ってる感じです(笑)。

―飲んだ次の日の朝にギターの練習をしている、という努力家の横顔が描かれていますね。

柴田:いやあ、練習なんてしないですよ。イチローに比べたら全然。

―比べる相手が大物すぎます(笑)。

柴田:練習というか、毎日ギターを弾くようにしているくらいです。最近その必要性に気づかされて。

―というと?

柴田:世の中には一発でいい音を出せる人もいるんですけど、私はそういうタイプじゃなくて。ギターに触っていないと、どんどん弾けなくなっていくんです。イトケンさんの手紙に書かれている頃って、曲作りをはじめて間もない頃で、ライブも全然してなかったんです。だから練習しないとダメだった。ギターを弾くのは楽しいですけどね。

―ギターを弾きはじめたのはいつ頃ですか?

柴田:高3の終わり頃です。ゆずが弾きたかったんです。それから大学3年頃まで、ちょこちょこ弾いてました。

―柴田さんはギターの弾き語りでデビューされましたが、柴田さんにとってギターは特別な楽器ですか。

柴田:そうですね。実家にはピアノもあったんですけど、ギターに惹かれたんですよ。音がキレイだし、形もカッコいい。無限の可能性がある楽器だなって。

「私、自分が書いた歌詞って、自分と切り離されているように感じるんです」

―弾き語りという表現方法の魅力は、どんなところでしょう。

柴田:そうですね……私、自分が書いた歌詞って、自分と切り離されているように感じるんです。でも、歌っているときは、歌詞で書かれていることが自分にとって本当のことのように思える、という謎の現象があって。

―シンガーソングライターって、自分の心情を歌詞にする人が多いじゃないですか。柴田さんの場合は、歌詞と自分が切り離されている。

柴田:そういう無責任なところがあるんです。でも、歌っているとその言葉が生まれてきた意味みたいなものを実感できる。「偉いなあ、よく生まれてきたなあ」って思う。その歌詞を自分が書いたっていう実感はないけど、私が歌って、それを聴く人がいるときに、その言葉の存在を実感できるんですよね。

―言葉を届ける相手が見える、というのは重要なことかもしれないですね。イトケンさんの手紙には「歌謡曲マナーを継承したような楽曲」と書かれていましたが、ポップさは最近の柴田さんの曲の魅力のひとつですね。

柴田:「この曲はキャッチーにできた!」と思うときもあるんですけど、同時に「キャッチーって何だろう?」って、ずっと考えているんですよね。やっぱり自分にはまだまだわからない感覚だから。

―そういう感覚があるからこそ、柴田さんが思い切りキャッチーな曲を作っても、そこにオリジナリティーがしっかり残っているんでしょうね。そのバランス感が面白い。キャッチーさを研究して何かわかったことはありました?

柴田:表面的なもの、ルールみたいなものは少しわかってきたんですけど、そこからもっと面白くするのは、作り手次第なんだろうなって思います。

―作り手のセンスやオリジナリティーが関係しているんでしょうね。

柴田:自分のオリジナリティーって自分ではなかなか把握できなくて、「わかった!」と思ったことは違う気がするんです。だから、自分で「これが自分のオリジナリティーかも」と思っていることはあんまり信用できない。……どうやったら、人としてグローイングアップできるんでしょうね。人間の成長は企業の成長みたいにはいかないんですかね。いくらビジネス書を読んでもわからないんでしょうか(笑)。

3通目は岡田拓郎。すべてにおいて完璧な曲など、柴田聡子への3つの質問

―今度は岡田拓郎さんで、3つ質問があるそうです。

柴田:ひゃー! 恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い!

Q1.『ガンメロ』では、僕たちinFIREがアレンジのアイデアを出しながらも最終的な舵切りはプロデューサーの柴田さんが吟味してくれました。でも音源や松田聖子のカヴァーでは、プロいmidiスキルに驚き、音楽全体をよく見渡せる人だな~!と改めて思いました(上から目線な感じですんません!)。 ここで質問で、柴田P視点で、ソングライティング、歌詞、アレンジ、ミキシング、プレイなどなど…いろんな面を考慮して、この楽曲は本当に凄い!というお気に入りのトラックを3つ教えてください。

Q2.ポップ・ミュージックにおいて、トレンド(音楽はもちろん、もっと大きなトレンドも!)はとても重要な要素で、ここ数年柴田さんとご一緒して話していると、こういった部分にとても敏感な瞬間を要所要所で感じております。音楽を書くという時に、このトレンドみたいなものの扱い方について何か意識することとかありますか?

Q3.『ガンメロ』に収録された「涙」の頭の歌詞が、お父さんと甥っ子姪っ子の話だということを、録音してずいぶん経ってから聞いてビックリしましたが、音楽以外のことでもinFIREのメンバーに言いそびれていることがあったら教えてください…!

柴田:なるほどー。岡田さん、こんなこと思ってたんですね。意外……。

―あんまり突っ込んだ話はしないですか。

柴田:するときはするんですけど、自分より若い人たちって、(作業が終わったあとに)「じゃあ帰りま~す!」っていうのが多いんですよ。「あ、自分の時間が必要なんだな」って思って、あんまり飲みとかに誘えない(笑)。

―会社の上司みたいな気配りですね(笑)。では、1番目の質問。すべてにおいて完璧な曲は?

柴田:何だろう……まず、マイケル・ジャクソン“Off the Wall”かな。マイケル・ジャクソンは本当にどのときもすごいけど、アレンジとかミキシングに時代を感じることもあって。でも、この曲は時代を越えて胸に響きますね。

マイケル・ジャクソン“Off the Wall”を聴く(Spotifyを開く

柴田:あと、エイミー・ワインハウスの“Rehab”かな。これ、考えるの面白いですね(笑)。それから……あっ、ちあきなおみさんの“氷の世界”! 井上陽水のカバーですけど。

エイミー・ワインハウス“Rehab”を聴く(Spotifyを開く

―マイケル・ジャクソン、エイミー・ワインハウス、ちあきなおみ。すごい並びですね。ちあきなおみさんが異彩を放ってます。

柴田:ちあきなおみさんはちょっとすごすぎますね。特にカバーを聴くと、本当にすごいシンガーだなって感じます。一生懸命で、まっすぐな情熱がある。他のふたりも情熱のままに生きた人たちだと思います。

「ひとつの目標を目指して、いろんな世代、性格の人たちが団結するって、すごく豊かなことだと思う」

―続いて2番目の質問です。柴田さんは、どんなふうにトレンドを意識しているのでしょうか?

柴田:やっぱり、世界中でどんなものが流行っているのかは気にしています。音楽では、今はヒップホップとかR&Bが帝国を築いてる感じですけど、リリースされたものを聴いて「新しい!」って思ってやりはじめるのではもう遅いから、自分の作品に関しては今っていうのを意識しつつも、あまり深く考えなくていいかな、と思ってます。

自分が作りたいように作っていても、今生きてるってだけで日頃の生活のなかで自然に新しいものに触れているし、それは何らかの形で反映されるだろうし、どんな機材を使っていても、今の人がそれを使えば今の音になると思う。

―ちなみに最近のトレンドで気になるものってありますか?

柴田:そうですね……ラグビーかな? もう面白すぎて、J SPORTS(スポーツ専門チャンネル)のラグビーパックに1か月だけ入ろうかなっと思ってるくらい。

―どんなところに惹かれます?

柴田:いろんな体格、いろんなポジション、多種多様の人間たちが、同じゲームをやっているのが面白いんです。チームスポーツとバンドは共通点がある気がしていて。inFIREもいろんな人間が集まって同じことを目指しているし。ひとつの目標を目指して、いろんな世代、性格の人たちが団結するって、すごく豊かなことだと思うんです。

―ライブもレコーディングもチームプレイが重要?

柴田:そうだと思います。inFIREのツアーで会場入りするときに、みんなでチームジャージを着ようと思ったくらい(笑)。

柴田聡子inFIRE アーティスト写真

―(笑)。最後の質問です。そんな信頼できるメンバーに言いそびれたことは何かありますか?

柴田:何だろう……しのぶさんとラミ子には言ったんですけど、今年初めてビキニで海に行ったんです。男性メンバーにはまだ言ってなかったけど、それが私のなかでブレイクスルーだったんです。仲がいい友達がいて、その子もビキニを着るようなタイプじゃなかったんですけど、ある日、「ビキニ、めっちゃ開放感あったよ!」って報告されて。そういえばビキニは着たことがなかったと思って、その子に誘われて海に行ったんです。

―やっぱり、勇気がいるものなんですか?

柴田:いや、いらなかったですね。更衣室から出た瞬間、「そういえば、私、ずっとこうやって生きてきたな」と思いました(笑)。すごく開放感があって、地に足が着いたというか人間らしい気持ちになれたんです。みんなに見られていても全然気にならない。自意識がバーンと飛んで気持ちよかったですね。

4通目はベースのかわいしのぶより。イラスト付きで、柴田聡子の二面性に触れる

―ここからは女性陣からの手紙です。まずは、かわいしのぶさん。可愛いイラスト付きです。

柴田:かわいい~! 卒業式の寄せ書きみたい。泣いちゃうかも……。

柴田:すごく私のことを紐解いてくれていますね。

―前から見たら文化系、後ろから見たら体育会系という分析が面白いですね。高校のときはバスケ部で、美大に進学した柴田さんの両面が現れているようで。

柴田:嬉しいです。ライブでは、このお手紙どおり、しのぶさんに後方を任せているんです。すごく歌ってくれるうえに、包み込むようにバンドを支えてくれている音なんです。今回のアルバムのミックスをしていて、しのぶさんのベースがみんなの音をさりげなく且つしっかり繋いでくれてるって改めて気づきました。

柴田聡子『がんばれ!メロディー』を聴く(Spotifyを開く

―かわいさんは手紙のなかで「舞台の大道具や小道具を作るような感じで曲をみんなで作り上げていく」と表現されています。さっきチームプレイの話も出ましたが、そんなふうにメンバーで意見を出し合いながら曲を仕上げていくのでしょうか。

柴田:まず自分のなかに曲のイメージがあって、「この音を入れたい」とか「あの音を入れたい」とかってみんなにイメージを伝えて、録音だったら、ベーシックを録り終わったあとに、ときには大オーバータブ大会みたいな感じになって、メンバーそれぞれがアイデアを出し合うんです。最初に自分が出したアイデアがみんなにインスピレーションを与えて、それぞれが何かを返してくれる。こんな素晴らしいことはないと思います。

―そんなふうにみんなに刺激を与える曲が作れる、というのも素晴らしいことですね。

柴田:一緒にやってくれる人たちに、ずっとインスピレーションを与えられる存在でいれたらと思っています。たまにみんなからアイデアが出てこないときもあるんですよ。そういうときは歌詞や曲に問題があるのかも、と思って考え直したりするんです。変にこだわりすぎているところがあるのかもしれないと思って。

―こだわりすぎるのはよくない?

柴田:明るい気持ちで「ここは絶対こうなんです!」って説得できればいいんですけど、閉じこもる感じで「なんでみんなはわかってくれないんだろう」ってなっちゃうのは、あんまりよくないと思います。そこで暗い気持ちになるよりは、考え直したほうがいい。

「私が思っていることを全員が同じように理解しなくてもいい。その人がイメージしたものをやってくれたほうが面白くなる」

―かわいさんは、柴田さんの歌詞には「とても明確な色とか視覚のイメージ」があると書かれていますが、歌詞を書くときから意識されているのでしょうか?

柴田:そういうときもあります。曲を渡すときにイメージ映像をみんなに見てもらったりはしますね。こんな感じの曲にしたいって。

―それはどういうものなんですか?

柴田:たとえば“アニマルフィーリング”のときはプラズマの写真を見せました。

柴田聡子“アニマルフィーリング”を聴く(Spotifyを開く

―プラズマ!? それは曲の雰囲気とかを伝えるために?

柴田:音の感じを伝えるというのもあるし、「曲を書いているときに頭のなかにあったイメージだけど、直接は関係ないかもしれないです」って見てもらったり。しのぶさんは、そういうのを見て「あ~、OK!」って(笑)。

―プラズマでわかる、かわいさんもすごいですね。

柴田:どういう曲にしたいかをみんなに伝えるときには、たとえ抽象的なイメージでもどんどん見せて伝える努力をしようって、前作のときから思いはじめたんです。プラズマの写真を見て、みんな「わかった!」って言ってくれるのがすごいと思って。ただ、そこで「全然わからない」とか「もっと説明して」って言われることもあるのがもっと面白いですけどね。

―「あのバンドのあの曲みたいな感じで」みたいな具体的な説明はしない?

柴田:それは危険だからしないことにしてます。どうしても、その音を目指してしまうから。私が思っていることを全員が同じように理解しなくてもいい。その人がイメージしたものをやってくれたほうが面白くなると思ってます。

最後は高校時代からの朋友・ラミ子。ふたりの現在に至る青春物語

―では、最後にラミ子さんからの手紙です。読み応え充分の大作ですよ。

柴田:恐~い! なんか最近、ラミ子に嫌われている気がするんですよ。去年、ラミ子が温泉に行くっていうから、「私も行きたい!」って一緒に行っちゃったんですけど、本当はひとりでリラックスしたかったんじゃないかなって思ってて。……嫌われてたらどうしよう、ヤバい、恐い、はあ~。

聡子へ

私たちの出会いといえば高校3年生、美大受験予備校時代にまで遡りますね。 全く覚えてないのですが、聡子が初めて声をかけて来た時、私は小生意気な表情で一度頷いただけだったみたいで。自分だったらそんな奴二度と関わりたくないと思うけど、まさかその後10年以上に渡って交流が続くことになるなんてほんとびっくりだよね。

予備校時代は特に仲が良かった記憶はないんだけど、聡子が横尾忠則のパクリみたいなデザインを確立させて受験に臨んでいたことは覚えています。あと色んな鉛筆でグラデーションの表をせっせと作っていたことも。

で、結局二人とも志望校に落ちて一浪しちゃうんだよね。浪人中も特別仲良くなった訳ではなかったんだけど、二人の仲を深める重要な出来事が起こります。そう、ラジオです。当時私は爆笑問題カーボーイという深夜ラジオにハマっていて、次第にそれをMDに録音したいと思うようになります。しかし、自分のコンポの性能ではそれができず、誰かに録音してもらう必要がありました。そこで狙ったのが、同じ予備校の柴田さんです。他にもっと仲の良い友達がいたのになんで聡子をそそのかしたのかは本当に謎なんだけど、まんまとハマってくれてそれ以来、毎週MDを受け渡し合う謎の関係になるんだよね。当時爆発的な人気を誇っていた「ドスケ弁」という下ネタ満載のコーナーに夢中になり、朝から二人で爆笑していたことを今でもよく覚えています。最高だったよね、ドスケ弁。

当時の私は秋葉原にいそうな顔面ということで、痛いアイドルキャラみたいなかんじで周りからイジられたりしていました。そしたら予備校の謝恩会が開かれた時、急に聴かせてくれたのが、「ラミ子のテーマ」という曲だったんだよね。もう一人の音楽好きの友達と作られたその曲はめっちゃ可愛くて、「すげー、この人たち、ギター弾いて作曲とかできるんだー。」と思いました。

ラミ子提供写真「一人で頑張る柴田」

そんなこんなで無事に受験に合格して同じ大学に入るんだけど、学科が全然違うからそんなに遊んだりとかはしてなかったよね。だけど、ここでも二人の仲を深める重要な出来事が起こります。そう、「その男凶棒に突き♡」との出会いです。数人の友達とグループ展をやることになって、私と聡子は大きな鼻のオブジェを作る係になったんだよね。夜の大学のゴミ捨て場からでかい発泡スチロールを運んできて、私のアパートでひたすら削りまくる春休み。ほんと何やってたんだってかんじです。その作業の間中、ずーっと無限リピートしていたのが友達から借りていたDVD、「その男凶棒に突き♡」だったんだよね。同じ発音の北野監督の作品とは一切関係のない内容、汁刑事というパワーワード、そして何より我々の心をガッチリ掴んで離さなかったのが山本剛史演じる奇怪な男、尾崎の存在だったね。

私たちは完全に尾崎の虜でした。もっかい再生していい?って聞くまでもなく終わり次第始めから再生して、台詞はもちろん細かい所作まで覚えちゃって、普段の会話にも尾崎が混じっていたよね。あの日々の出来事が今の関係性にも大きく影響している気がします。

そうやって毎日毎日発泡スチロールを削りながら雑談を繰り返して、なんか面白いことしたいねって言って始めたのがラミ子活動だったね。私は楽器が弾けないどころか、音楽もそんなに聴かずに育ったので、作詞作曲演奏など全て聡子に任せてたよね。一方、聡子が作る曲は最初から完璧でめちゃくちゃ良くて最高で、初めて聴いた時は衝撃的だったし、新曲を聴くたびに「うわーこいつ天才じゃん」って思っていました。でも本当に残念なことに、ボーカルの私が救いようのない程の音痴だったんだよね。おかげで誰からも全く注目されなかったんだけど、あの時聡子が一人で活動を始めたり、他のもっと音楽好きの誰かと組んだりしていたら今とは違った形でブレイクしていたんじゃないかなーと思ったりします。

ていうか当時の私も、この人自分がせっかく作った良い曲を別の下手くそで大してやる気もない奴に台無しにされて嫌じゃないのかなぁと思っていました。顔がガッキーみたいに可愛いとかだったらまだしも、別に普通のブスだし。曲を作ってきても、私の感想は「なんか暗い。。」とかで具体的にどうしたらいいとか言わないし、あの時の聡子は音楽の話ができる人が周りにいなくて窮屈そうだったね。私も私で、音楽の才能は一切ないという自覚がありながらどうしてダラダラ続けていたのか不思議です。

ラミ子提供写真「学校から発泡スチロールを運ぶ柴田」

ある日、ミドリのライブ映像をYouTubeで見せられて、「こういう風に、自分の中にある熱いものを表現して欲しいんだけど。私は自分の激しい感情とかを外に発散させたい気持ちがあるんだけどラミ子はないの?」って言われた時もあんまピンとこなくて、「特にないし、あったとしてもそれを誰かに見せたいとは思わないなぁ。こりゃもう人種が違うな。」と思って、とりあえず「はぁ。」って答えた気がします。今まで真面目なサブカル女だと思ってたのにそんなパッションがあるなんて驚きでした。いやでも実家で激しくエアギターをしてたとか言ってたし、後日エアギターの大会に出て優勝したりしてたし、課題に対しても情熱的で、「今からガストで徹夜してアイディアが出なかったら退学する」とか言ってたし結構パッション溢れてたかも。課題の発表で、ひとしきりパフォーマンスした後に水を張った洗面器に顔を突っ込んで何かを叫んでた時はさすがに意味が分からなかったけど。

そんなこんなで卒業が近づいてくる頃には、ラミ子活動もライブハウスに呼ばれた時だけやるみたいなかんじになってたし、会う機会もどんどん減って友情も自然消滅する勢いだったよね。そして聡子が芸大の院に行きだした頃、久しぶりに会った時にくれたのが柴田聡子のデモCDでした。「へー。ありがとう。」とか言ったけど、実は面倒くさいからずーっと聴かないまま放置してたんだ。

でもその後、聡子がライブ活動をしだしたことを知った私はある日こっそり見に行ってみることにしました。今はなき池袋のミュージックオルグです。そこでのライブは衝撃的でした。世界観が謎すぎる。妙な山の歌とか歌っている。ラミ子の時はあんなにポップで可愛らしい曲作ってたじゃん!本来の音楽性はこっちなのか、と、聡子の持つ計り知れない振れ幅に驚いたものです。でもライブの帰り道、私はとても嬉しい気分でした。よかった。やっと聡子が歌い始めた。私のような音痴のバカと一緒じゃなくて、自分の作った歌を自分で歌っている。ちょっと世界観は謎だけど。私しか知らなかった聡子の音楽がこれからもっと沢山の人に届くかもしれない。そう思うととても嬉しい気分でした。家に帰って、そういえば前にデモCD貰ってたな、と思ってその時初めて聴いてみました。めっちゃ良かったです。

ラミ子提供写真「初めて見たライブ後に聴いてめっちゃよかったデモ」

そして案の定、聡子の活動はどんどん増えてきて、ライブするところも大きくなってきて、アルバムも出来てタワレコで聡子のコーナーができたりしてたよね。吉祥寺のキチムでやったワンマンも良くて、「わーすごいなぁ。今は5メートルくらいの距離にいるけど、これからどんどん遠くなっていくんだろうなぁ。」などとしみじみ思ったりしました。その後も一ファンとしてCDを買ったりこっそりライブに行ったりする活動を続け、タイミングの合う時はライブ後にお茶をしたり、たまに物販を手伝ったりもしていました。そんなユルい関係が続いて数年、事件が起きます。ある時聡子から、「新しいアルバムを作ってるから、ちょっと参加して欲しい」と連絡が入ります。ここまでは大丈夫。あーはいはい、ちょっとフッフッって言ったりするくらいですよね、いいですよ~。という軽い気持ちでOKし、録音も無事に終わりアルバムを楽しみにしていたところ、再び聡子から連絡が入ります。

「今度のレコ発ワンマンでコーラスやって欲しいんだけど。」は?いやいやいや。レコーディングは何度も録り直せるし出番も少なかったからどうにかなったけど、ライブは無理でしょ。ていうか私が歌えないの知ってますよね?全然ギターに合わせて歌えなくてイラッとしてたじゃん。私あの時から1ミリも上達してませんけど。順調に売れてるんだからギャラも払えるだろうし、ちゃんとした人にお願いすればいいのに。大体他のメンバーはみんなちゃんとしたプロじゃん。おかしくない?しかも会場は渋谷クアトロ?急に?無力無善寺とかそういうかんじのところでしかライブしたことないんですけど。反論は無限にあったけど、結局やることになったんだよね。最初のバンドでのリハ緊張したなー。マジで浜くんとダバス(現Coff)ぽかーんとしてたからね。「え、なんかすごい音痴なブスが来たけど柴田さん正気?」みたいな顔してたよ。私もだめだこりゃ~って思ってたし。そんな中、聡子が一人だけ感動してたんだよね。「ラミ子完璧じゃん!私泣きそうなんだけど。」とか言って。他三人は黙って立ち尽くしてて、あの時の空気感忘れられないなぁ。

そんなライブもなんとか乗り切り、一夏の思い出ができたと思ってたら次のライブもやることになり、更に次のライブもやることになり、一年が経ち、現在に至るね。こんなことある?ってかんじ。聡子のいるステージとの距離がどんどん離れていくかと思いきや、すぐ後ろでコーラスをすることになるなんて。

こんな大人になるなんて思ってなかったわー。振り返ってみて思ったけど、10年前とやってること変わってないもんね。こないだ“結婚しました”のMV用の絵を夜通し描いたけど、あれなんてでかい鼻のオブジェ作ってる時と一緒だし。いまだに爆笑問題カーボーイ聴いてるし。

ラミ子提供写真「鼻のオブジェを作る柴田」

でも聡子の活動が広がって、思う存分音楽の話ができる人に沢山会えてよかったねって思います。私は何も音楽的な話とかできなかったけど、今は他のバンドメンバーもいるし、リハの時とかツアー行く時の車内とかで音楽の話してるのが本当に楽しそう。私はみんなが何の話をしてるのか全然わからなかったりするんだけど、やーよかったよかったって思ってます。こんなんだからそのうちコーラスクビになるかもしれないけど、そしたらまた普通にライブ見に行くんで引き続きよろしく。今度また久しぶりに「その男凶棒に突き♡」見よう。じゃ。

ところで編集部からのリクエストは柴田さんの人柄に着目して欲しいとのことだったんだけど、聡子の人柄とかよくわかんないんで、インタビューの際は尾崎について熱く語ってくれたらいいなーと思います。よろしく。

ラミ子提供写真「鼻の時と大して変わってない現在」

柴田:あ~、面白かった。ラミ子、文章がうまい! いい話ですね。泣きそう。家で泣こうかな。いや、泣かない! 泣かないぞ。

―温泉のことは書かれていませんが、ふたりの青春時代のいい話が満載ですね。エアギター大会で優勝した話は初めて知りました。

柴田:岡田さんの「メンバーに言いそびれた話」って、これでいいかもしれないですね。私、東京大会で優勝したんですよ。ユーミンの“紙ヒコーキ”でエアギターしたんです。みんなメタルばっかりのなかで、私だけまさかのユーミン(笑)。審査員だった『ぴあ』の編集長に絶賛されました。『サマソニ』でやる全国大会に出られるはずだったんですけど、大会の日と北海道に帰省する予定の日が重なってしまって。飛行機のチケットをとっていたので泣く泣く諦めました。

―名誉よりお金をとった(笑)。

柴田:当時は学生でしたからね。いま、『サマソニ』に死ぬほど出たいのに(笑)。

―ラミ子さんの手紙を読むと、芸大時代は創作に打ち込んでいたみたいですね。

柴田:若いときは、めっちゃ情熱的だったみたいですね。友達にそう言われることが多いんですけど全然記憶になくて。美大に入って美大生特有の「何か作りたい!」っていう病いや自意識に悩まされていました。

―そんななかで、どういうきっかけで音楽をはじめることになったんですか。

柴田:私が所属してたゼミで、プレゼンテーションイベントをすることになったんです。みんな普段からやってることとか、興味あることとかをプレゼンしようとなって。私はどうしようかなと考えていたら、講師に来ていたメディアアーティストの中嶋興さんが「お前は歌か踊りだろう」って(笑)。それで他に何も思いつかなかったのでギターを弾いて歌うことにしたんです。私のゼミはクリストフ・シャルルっていうめちゃめちゃ有名な方が教授で、その方と何人かの学生と知らない人の前で歌いました。

―そのときはどんな歌を歌ったんですか?

柴田:その頃、北朝鮮がミサイルを発射したんですよ。で、同じ北海道出身の子とご飯とか食べながら、「どうする? 地元に帰る?」っていう話をしてたんですけど、そのことを歌にしました。それを聴いたシャルルさんが、「バンドをやりましょう!」って言ってくれたんです。何かいいことがこれからはじまるような気がして、人生最高の瞬間でした。

「私は音楽に人生を教えてもらっているんです(笑)」

―いま、学生時代に知り合ったラミ子さんとバンドをやっているというのも運命的ですよね。そもそも、なぜ彼女と一緒にやりたいと思ったんですか?

柴田:ラミ子ってマイケル・ジャクソンと松田聖子が大好きなんです。その他の音楽はそこまで興味がなくて、そんななかでそのふたりが好きならセンス的に間違いない! と思ったんです。あと、声も超可愛いし、パフォーマンス能力も半端ない。しかも、イチローと同じ誕生日なんですよね。

―いろいろ最強なんですね(笑)。ライブ盤でも歌われている“ラミ子とシバッチャンの仲良しソング”はどういった経緯で作られたんですか?

柴田:あれはラミ子が曲名だけ送ってきたんです。「これで曲を作って!」って。

―ラミ子さんからお題が出た。

柴田:そのやり方で2曲作ったんですけど、全然できるんですよね。ラミ子に関してはインスピレーションが湧きまくるので。

―そういう存在が身近にいるとありがたいですね。バンドメンバーと柴田さんは、互いにインスピレーションを与え合う関係みたいですが、今回、みんなの手紙を読んでどんな感想を持たれましたか?

柴田:みんなそれぞれにバンドをやることを楽しんでくれているみたいで、すごくありがたかったです。同じ方向を向きながら、それぞれ自由に楽しんでいる。人類の理想型みたいな気がしますね。これまで、何度かバンドをやってきたんですけど、そのときにはまだ、一緒にやってくれている人に対して自分が変わりきれなかったんです。でも、いまはいろんなものが噛み合ってきて、これまでで一番楽しんでバンドをやれている。そういうことがライブアルバムにはナチュラルに反映されていると思います。

―ビジネス書ではなく、音楽を通じてグローイングアップしてきたわけですね。

柴田:そうそう。本当に、私は音楽に人生を教えてもらっているんです(笑)。

リリース情報
柴田聡子
『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM』(CD)

2019年10月23日(水)発売
価格:2,500円(税込)
PCD-18869

1. 結婚しました
2. アニマルフィーリング
3. 佐野岬
4. すこやかさ
5. 遊んで暮らして
6. 忘れたい
7. ばら
8. いきすぎた友達
9. 海へ行こうか
10. いい人
11. 東京メロンウィーク
12. 心の中の猫
13. セパタクローの奥義
14. 後悔
15. ラッキーカラー
16. ワンコロメーター
17. 涙
18. 捧げます
19. ラミ子とシバッチャンの仲良しソング ~Let's shake hands with me~
20. ジョイフル・コメリ・ホーマック

イベント情報
『柴田聡子inFIRE ホール公演「晩秋」』

2019年11月9日(土)
会場:東京都 神田明神ホール

2019年11月21日(木)
会場:京都府 ロームシアター京都 ノースホール

料金:各公演 前売4,200円

プロフィール
柴田聡子 (しばた さとこ)

1986年札幌市生まれ。大学時代の恩師の一言をきっかけに、2010年より都内を中心に活動を始める。最新作『がんばれ!メロディー』まで、5枚のアルバムをリリースしている。2016年に上梓した初の詩集『さばーく』が第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。現在、雑誌『文學界』でコラムを連載しており、文芸誌への寄稿も多数。歌詞だけにとどまらず、独特な言葉の力にも注目を集めている。2019年10月、初のバンドツアーの千秋楽公演を収録したライブアルバム『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM』をリリースした。



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「Kompass」は、ネットメディア黎明期よりカルチャー情報を紹介してきたCINRA.NETと、音楽ストリーミングサービスの代表格Spotifyが共同で立ち上げた音楽ガイドマガジンです。ストリーミングサービスの登場によって、膨大な音楽ライブラリにアクセスできるようになった現代。音楽の大海原に漕ぎだす音楽ファンが、音楽を主体的に楽しみ、人生の1曲に出会うガイドになるようなメディアを目指し、リスニング体験を交えながら音楽の面白さを紹介しています。

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