ヒゲダンはなぜブレイク? 紅白も決定、新時代の国民的バンドへ

ヒゲダンはなぜブレイク? 紅白も決定、新時代の国民的バンドへ

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柴那典
編集:後藤美波(CINRA.NET編集部)
2019/11/29
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『紅白歌合戦』初出場も決定。ストリーミングチャートの記録を塗り替え続ける「新時代の国民的バンド」

Official髭男dismが、2019年のヒットチャートを席巻している。

特にストリーミングサービスにおいては圧倒的な支持を集めている。「Billboard JAPANストリーミング・ソングス・チャート」(11月18日付)では“Pretender”“イエスタデイ”“宿命”がトップ3を独占。“Pretender”は25週連続で1位となり連続1位の記録を更新している。「オリコン週間ストリーミングランキング」(11月18日付)でも24週連続で1位の座を守り、累積再生回数においてもあいみょん“マリーゴールド”を上回る歴代1位となった。

Spotifyチャートからもその無類の人気が伺える。日本トップ50チャート(11月17日時点)においては、1位の“Pretender”を筆頭に、“宿命”“イエスタデイ”“ノーダウト”“115万キロのフィルム”“Stand By You”とトップ10に6曲がランクインしている。

今年の『NHK紅白歌合戦』にも初出場が決まった彼ら。昨年の米津玄師やあいみょんと同じく、そこをきっかけに「ヒゲダン」の名前を知ることになる人も多いだろう。2020年に入っても“Pretender”のロングヒットが続くことは確実で、「新しい時代の国民的バンド」としての彼らの存在感はさらに強まっていくはずだ。

Official髭男dism“Pretender“を聴く(Spotifyを開く

ブレイクの理由の根幹は、普遍的なポップセンスを湛えた「楽曲の良さ」。タイアップ曲も多数

なぜ、Official髭男dismは、これほどのブレイクを果たしたのか?

その理由の根幹は曲の良さにある。特にストリーミングサービスにおいては、ルックスやアイドル的な人気よりも「繰り返し曲を聴きたくなるかどうか」が重要になる。CDのセールスランキングは熱狂的なファンの数によって左右されるが、ストリーミングチャートにおいては、多くの人に受け入れられる楽曲の普遍的なポップセンスが決め手になる。Spotifyではブレイク以前の早い時期から「Tokyo Super Hits」や「Early Noise」といった主要プレイリストに彼らの楽曲をリストインしており、当時からかなり聴かれていたという。

もちろん、背景にはタイアップによるメディア露出も大きい。メジャーデビュー曲“ノーダウト”は、月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』主題歌に抜擢された一曲。“Pretender”は映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』の主題歌で、今年10月にリリースされたメジャー1stアルバム『Traveler』には、夏の高校野球応援ソングとして書き下ろされた“宿命”、映画『HELLO WORLD』主題歌の“イエスタデイ”、Apple Music CMソングに選ばれた“Stand By You”など、タイアップ曲を多数収録している。テレビで彼らの楽曲を聴いて「いつの間にか耳に馴染んでいた」という人も多いはずだ。

Official髭男dism『Traveler』を聴く(Spotifyを開く

とはいえ、ドラマやCMを通してメディアに多く露出した曲は他にも沢山ある。その中で、彼らの楽曲がなぜ飛び抜けた支持を集めたのだろうか?

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