NFTはアーティストの命綱になるか? MIYAVIとジェフ・ミヤハラが語る

歌手のクリス・ハートを発掘し、そのトータルプロデュースを行なって数々のヒット曲を生み出したほか、JUJUや少女時代、ONE OK ROCKなど国内外のアーティストを手掛けてきたプロデューサーのジェフ・ミヤハラ。ライフネット生命保険の共同創業者である岩瀬大輔らとともにNFTのプラットホーム「Kollektion(コレクション)」を立ち上げ、MIYAVIや大沢伸一らのNFTコンテンツを発信して話題となっている。

NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、替えが効かないデータという意味である。アート作品や映像データを「コピー不可能なデジタル作品」として取引できるところが特徴で、今年に入って特にアート業界を中心に急激に注目を集めている。

ストリーミングやサブスクリプションの普及によって、「所有」の概念が大きく変化しつつあるュージックシーン、カルチャーシーンにおいて、NFTは一体どのような役割を果たしていくのだろうか。すでにKollektion内で、NFTを使ったコンテンツを積極的に制作しているミュージシャンのMIYAVIとミヤハラに、NFTの可能性について語り合ってもらった。

キャリア23年目、275組のアーティストを手がけてきたジェフ・ミヤハラ。NFTに注目した理由とは?

―そもそも、お二人の交流はどのように始まったのでしょうか。

MIYAVI:以前からお互いに名前は知っていたけど、実際に会ったのは確か2020年だったかな。とあるパーティーでジェフが虎柄のセーターを着ていて、「まだ寅年でもないのに変な人だな」と思ったのが第一印象です(笑)。そのときに、お互い酔っぱらいながらも音楽の話だけでなくいろんな話をして。

いままでぼくは基本ロサンゼルスで音楽制作をやってきましたが、コロナ禍で移動がなかなかできない状況のなかで、これからどう進めて行こうか悩んでいました。そんなときにジェフと会って、日本にいながら「世界」を意識しながら作品づくりをしているプロデューサーの彼に、ものすごく感銘を受けました。

MIYAVI(みやび)
エレクトリックギターをピックを使わずにすべて指で弾くという独自の「スラップ奏法」でギタリストとして世界中から注目を集め、これまでに約30か国380公演以上のライブとともに、8度のワールドツアーを成功させている。2021年9月アルバム『Imaginary』をリリースし、このアルバムをひっさげ北米ツアー全20公演、日本ツアー全5公演、ハワイ公演全2公演を無事完走。2022年1月ニューシングル『Strike It Out』の先行配信を開始、3月23日にリリースする。アーティスト活動のみならず、俳優、モデルとしても活躍し、2017年からは日本人として初めてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使に就任している。つねに世界に向けて挑戦を続ける「サムライ・ギタリスト」であり、ワールドワイドに活躍する、今後最も期待のおける日本人アーティストの一人である。

ミヤハラ:ぼくにとってMIYAVIさんは、ずっとお会いしたかったアーティストの一人でした。なので実際にお会いしたときは緊張したのですが、ものすごく気さくに話をしてくれて。「ここはチャンス!」と思い、「是非一度スタジオに遊びにきてよ、セッションでもしよう」と提案したんです。そしたら2週間も経たず、ギターを1本背負って本当に来てくれて、その場で一緒に音楽をつくり始めたんですよね。

ジェフ・ミヤハラ
KLKTN Limited CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)。日本と韓国にルーツを持つ音楽プロデューサーでありソングライター。2013年に自ら発掘したクリス・ハートのトータル・プロデュースを行ない、その年に『輝く!日本レコード大賞』企画賞を受賞。ほかにも少女時代やEXO、安室奈美恵、西野カナ、ONE OK ROCK、三代目J SOUL BROTHERSなど国内外260以上のアーティストをグローバルにプロデュースし、彼の携わった作品はフィジカル、デジタル含めて4,000万枚以上のセールスを記録。数多くの楽曲を、日本ゴールドディスク大賞やレコチョクアワード、日本有線大賞などさまざまなアワードで受賞に導いている。

ミヤハラ:そのときに、もちろんMIYAVIさんの「サムライギタリスト」としての実力は存じ上げていたのですが、ボーカリストとしてのポテンシャルにも圧倒されました。これまでぼくは、本当にたくさんのアーティストと仕事をさせてもらってきましたが、そのなかでもダントツの歌唱力をお持ちだなと。「MIYAVIのこの声をぜひとも世界に広めたい」と強く思いました。ギタリストとしてだけでなく「ボーカリストMIYAVIをどう届けるか?」にフォーカスしたアルバムをつくりたいと。

―それで完成したのが、昨年リリースされた最新アルバム『Imaginary』だったのですね。

MIYAVI:ジェフと一緒にアルバムをつくってみて、正直なところ自分の歌唱レベルが3段階くらい上がった気がします。それまでぼくは、自分の声があまり好きじゃなかった。まあいまでもそんなに好きなわけじゃないんですけど(笑)、ジェフが謎の「声推し」をしてくれるので、それが自信にもつながりました。

ミヤハラ:彼みたいに、全部持っている人はズルいんですよ(笑)。ルックスも良くてギターの腕前もあって、多言語が話せてチャーミングで。しかも声がいいという。こうやってすべて持っている人はなかなかいないから、ぼく自身が持っている音楽的スキルやテクノロジーをすべて注ぎ込み、少しでもMIYAVIに貢献できたらいいなと。

しかもぼくは、ちょうどNFTのプラットフォーム「Kollektion」を共同で立ち上げたばかりだったんです。「ぼくがこれから力を注ぎ込もうと思っているプロジェクトに、最もふさわしいアーティストが目の前に現れた!」と興奮しましたね。

MIYAVI『Imaginary』を聴く(Spotifyを開く

―ずっと音楽業界の第一線で活動してきたジェフさんが、KLKTN(Kollektionの運営会社)を立ち上げようと思った経緯を教えてもらえますか?

ミヤハラ:ぼくはコンポーザー、プロデューサーとしてのキャリアをスタートして今年23年目、数えてみたら275組のアーティストを手がけてきたんですよ。その間、さまざまな再生メディアが登場しました。

スタートしたばかりの頃はまだカセットテープも存在していたし、MDやCDなどさまざまなメディアが普及していて。ここ10年は、着うたやデジタルダウンロードも登場し、音楽の聴き方がフィジカルからデジタル、デジタルからストリーミングと移り変わっていくなか、欧米に遅れて日本でもようやく「どうマネタイズしていくか?」が大きな課題になった矢先にコロナがやってきて。

世界的パンデミックで人々が外に出られない状況のなか、音楽ビジネスをどう継続し拡大していけばいいのかをずっと考えていました。が、なかなか答えが見つけられなくて。再生デバイスとして主流になりつつあるSNSは基本的に無料提供ですし、ある意味ではアーティストの告知の場としてのみ機能している。しかも、それがすぐストリーミングの数字に反映するか? といえば、なかなか難しい。

―確かにそうですね。

ミヤハラ:そんなときに出会ったのがNFTでした。一つひとつのデジタル資産にソーシャルセキュリティナンバーがつけられると知り、「あ、これだ」と。月額を払って好きなだけ聴けるサブスクは、決して自分が作品を「所有」できるわけではないですよね。でもNFTならデジタル上でも自分がオーナーシップを持てる。これを活用すれば、音楽産業に大きなルネッサンスが訪れるのではないかと思ったわけです。

「NFTにより、つくり手が作品をつくる喜びや価値を再発見できるフェーズが来るのかもしれない」(MIYAVI)

―MIYAVIさんは、ジェフさんからNFTやKollektionの話を聞いたときにどう思いましたか?

MIYAVI:アメリカで活躍するアート関係の友人はすでに動き始めていたし、コロナで価値観が大きく変わっていくなか、MIYAVIとしてどうあるべきかチームともずっとディスカッションを進めていましたし、実際バーチャルライブもたくさんの数をこなしてきました。いまジェフが言ったような「所有」の概念について、ずっと考えています。

Kollektion内にあるMIYAVIのコンテンツ

―というのは?

MIYAVI:要するに、モノを所有するということ……例えばいままでフィジカルの世界を支配していた「車を買った」「家を建てた」という価値観から、サブスクの登場によってぼくらは解放されつつあったと思うんですよね。ところがブロックチェーンによってデジタル上でも「所有」が可能となると、今後は何をもって「所有」したことになるのかか。サブスクリプションという、「みんなで共有することで得られた新しい自由」の世界に、NFTの「所有」という概念が取って代わるものとなるのか、それとも共存しながら進んでいくことになるのか、それをいまずっと注視しています。

―とても興味深いです。

MIYAVI:もちろん、ジェフが言ったように音楽やアートなどの価値が再定義される可能性は大いにあります。実際いま、新聞や雑誌、CDなどフィジカルコンテンツの売上は減る一方なわけじゃないですか。それでも人がつくり出すコンテンツやストーリー、メッセージの力や価値は変わらない。変わってはいけない。ところがインターネットが出てきたことで、それらをマネタイズする仕組みが変わらざるを得なくなった。それが結果コンテンツのクオリティー低下につながった部分は確実にあると思っていて。

―実際、短いタームで消費されるものがすごく増えましたよね。

MIYAVI:はい、良くも悪くもオンデマンドでユーザーの期待に合うものをつくる流れがすごく強くなったと感じています。そんななかでNFTが登場し、ぼくらつくり手が作品をつくる喜びや価値を再発見できるフェーズが来るのかなと。そして、それがある種逆の発想でもあるサブスクリプションとどう共存していくのかが、とても興味深いところ。自分の作品を携え、Kollektionを通してその世界に飛び込めることにワクワクしています。

MIYAVI“New Gravity”MV

「Kollektionの裏側には、日本で大切にしている『フィジカル文化』を、世界に発信していきたい思いもある」(ミヤハラ)

―いま、MIYAVIさんがおっしゃっていた「所有」という概念のシフトチェンジや、サブスクとNFTの共存というトピックに関してはどんなふうに考えていますか?

ミヤハラ:サブスクの素晴らしいところは、月額を払えば世界のどこにいても、誰もがすぐコンテンツにアクセスできるということ。一定のクオリティーでみんなが同じ体験ができることだと思うんです。しかもアルゴリズムによって、ユーザーの好みに合わせたプレイリストやおすすめの作品を教えてくれる。今日、Spotifyで何を聴こうか、Netflixで何を観ようか自分で決めなくても済むわけですよ。

それはそれで素晴らしい体験なのですが、一方で一人のアーティストを深掘りし、貴重なコレクションを「所有」していくためのツールが、今後デジタル上でももっと求められるのではないかと思うんです。そんななか、KLKTNとしては、いまあるストリーミングやサブスク的な音楽の聴き方やあり方を「壊す」のではなく、その体験をより深いものにしていければいいなと思っています。

例えばアーティストの深堀りについてですが、レコードやCDなどフィジカルの素晴らしさとは、楽曲ごとの詳細なクレジットを確認したり、アートワークを楽しんだりすることも大きかったと思うんです。そういうストリーミングやサブスクによって、ある種失われてしまった「体験」を、もう一度取り戻そうというのがKLKTNの考えの一つです。

ぼくはよくアメリカ人の友人から「日本ではなぜ、いまだにフィジカルが売れているの?」と聞かれるのですが、それは日本のリスナーが楽曲ではなくアーティストをプッシュしているから。アーティストをきちんと応援したくなるようなマーケティングが存在しているからなんです。だからいまだにフィジカルが元気なのだ、と彼らに説明しています。Kollektionを日本で立ち上げるうえで、この国でまだ大切にしているそうしたフィジカル文化を、世界に発信していきたいという思いもあるんですよね。

「簡単にいうと、モナリザを買うのがNFTで、それを見せる美術館がサブスクなんですよね」(MIYAVI)

―サブスクを使えばどこにいても、誰もが古今東西の音楽を簡単に聴くことができる。そうした体験を通じて気になったアーティストをさらにNFTで深掘りしていくというかたちで共存していくのが、リスナーとしては嬉しいことなのかなと思います。

MIYAVI:簡単にいうと、モナリザを買うのがNFTで、それを見せる美術館がサブスクなんですよね。みんな入場料を払ってモナリザを観に行くわけじゃないですか。でも、それを所有している人もいるわけでしょ。一つの作品をみんなで共有することも、一人が所有することも可能で、それがデジタルに移行したという。そこに新しい可能性があるんじゃないかな。

ミヤハラ:ぼくらはいままでさまざまなソーシャルメディアを見てきたし、実際に体験もしてきました。MySpaceやmixiから始まり、FacebookやTwitter、Instagram、LINEにTikTok……。ぼくも昔はMySpaceのアカウントを持っていましたが、そこに残したテキストや音源は、いまやどこにも存在していないんですよね。アカウントが消えればそれらはすべて消え去ってしまう。

でも、NFTであればブロックチェーンに乗せることで、デジタルがある限りは永久的に残していけます。しかも資産として次世代に渡していくこともできるんです。今後、ブロックチェーンによってSpotifyさんも、ぼくらKLKTNも、さらにはMIYAVIの好きなゲーム会社も一体化していったときに、例えばゲームをプレイしながらそのBGMをSpotifyでセレクトして、さらにはKollektionで購入したMIYAVIのTシャツをアバターに着せる、なんてことができるようになるかもしれない(笑)。

Kollektionでは、『ヤングマガジン』編集部とコラボして漫画作品のNFTも販売している

「もしかしたらNFTは、音楽業界を活性化させる『命綱』になるんじゃないか」(MIYAVI)

―ユーザーがそれぞれのアイデンティティーや所有物を失わずにドメイン間を移動できる、まさに究極のメタバース世界ですね。

MIYAVI:時代が変わっていることをひしひしと感じますね。そのなかで自分たちの価値観をどうアジャストしていくかがますます大切になってくるでしょう。

さっきぼくは「進化か共存か?」と言いましたが、いまのところサブスクがなくなることは考えられない。だって、いままで100円で買えていたものが、50円、10円になったら、それを100円に戻すのって絶対に不可能だと思うんですよ。インターネットの出現によって違法DLがはびこり、音楽や映画といったコンテンツの価値観が根底から一気にひっくり返された。サブスクリプションは、そこを「整理」した側面もある。それは素晴らしいことであるとは思うんですよね。

いま、10代の子たちのお小遣いの使い道が「憧れのミュージシャンのアルバム」ではなくなりつつある。だって毎月ケータイ代を払わなきゃならないのに、アルバムなんて買ってられないですよね(笑)。ぼくらミュージシャンにとっての競合相手は、同じミュージシャンではなく、TikTokerやYouTuberのような、別の土俵で表現している人たちになったわけです。そういう時代にもしかしたらNFTは、音楽業界を活性化させる「命綱」になるんじゃないかと思っています。

デジタルコレクションについてリモート対談するMIYAVIとミヤハラ

―実際にいま、KollektionではMIYAVIさんとどんなコンテンツをつくっているのでしょうか。

ミヤハラ:今回、ぼくがプロデュースしたMIYAVIのアルバム『imaginary』をもとに、「Month of MIYAVI」というスペースをつくりました。そこでアルバムのアートワークやフォト、歌詞カード、アルバムの各曲をビジュアライズしたトレーディングカードなどを提供しています。

「Month of MIYAVI」ロゴ

ミヤハラ:また、「Month of MIYAVI」内に仮想のコミュニティー空間をつくり、ファン同士がチャットのようにやりとりできるようにしました。登録者のみが参加できるリスニングパーティーや、そこでしか手に入らないデジタルコレクティブなども好評でした。

世界中にMIYAVIのファンが、これほどまで存在しているのだということをあらためて知ることのできた、われわれにとっても貴重な体験でした。インターネットによって失われてしまった文化を、NFTというかたちでデジタル空間に蘇らせていることを日々実感していますね。

「Month of MIYAVI」で販売されたアイテムの例

―そして、これらのデジタルコレクティブが代替不可能であること、つまり容易に複製できないデータであることも価値の一つですよね。

ミヤハラ:はい。デジタルコレクティブの希少価値を上げるため、販売期間や枚数を限定しました。例えば120枚限定で販売すると、どれだけ欲しくても120人のコレクター以外は誰も持つことができない。どうしても手に入れたい人は、デジタルマーケティングプレイスで、譲ってもいいという人とトレーディングすることも可能です。

「今後は『有限であるべきもの』『無限であるべきもの』が、デジタル空間で棲みわけされていくのでは」(ミヤハラ)

―コレクターズアイテムを所有できたり、デジタル空間でコミュニケーションができたり、ファンにとって非常に魅力的かつ画期的な試みだと思います。MIYAVIさんは、今後NFTにどんなことを期待しますか?

MIYAVI:NFTがなくても音楽はつくれるけど、それを拡張してくれる可能性をたくさん秘めています。デジタルはいくらでもコピーできるから、売り続けているとどんどん希少価値が下がっていく。だけど、そこをあえて限定にすることにより作品の価値を高めていく。そこに資本的なスタビリティーがあることによってアーティストもいろんな冒険ができるようになる。そういう意味でもNFTには期待しかないです。

デジタルの市場で、受け手側も、コレクターズアイテムとしてそれを保管したりトレードしたり……ほかにも、例えばVRスコープのように今後デバイスがアップデートしていけば、楽しみ方ももっと多様になっていく気がします。ひょっとするとフィジカルを超える楽しみが生まれるかもしれないし、そこにクリエイターとして限りない可能性を感じますね。

ミヤハラ:今後は、「有限であるべきもの」「無限であるべきもの」が、デジタル空間のなかでちゃんと棲みわけされていくのではないかと思います。両立された世界のなかで、われわれKLKTNとしては楽しくて人にも自慢したくなるような、そして次の世代に残していきたいと思える貴重なコンテンツをこれからもつくっていきたい。

NFTは、単にデジタルアートではなくてスマートコントラクト(契約のスムーズな検証、執行、実行、交渉を意図したコンピュータープロトコル)でもあり、アーティストに相応の利益がめぐるシステムが構築されていけば、音楽業界もさらに良くなっていくとぼくは信じています。



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