三原勇希にとってのランニング 自己肯定感を高め、心身を健康に

人は、なぜ走るのか。本来、つらいはずの「ランニング」の魅力を、モデル、タレントの三原勇希にインタビュー。フルマラソンの大会への出場や、ヨガを積極的に行う三原にとってワークアウトの価値とは。田中宗一郎とともに『三原勇希×田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast』のホストを務め、音楽好きとしても知られる三原に、自分だけのワークアウト用プレイリストをAIによって自動で作成するサービス『Soundtrack Your Workout』を使用してもらった。音楽とランニングの関係から、ランニングによってどう自身が変化したかまでを伺った。

三原勇希(みはら ゆうき)
タレント / ラジオDJ。1990年生まれ。大阪府出身。愛読していたティーン向けファッション雑誌『ニコラ』のイベント会場にてスカウトされ13歳でモデルとしてデビュー。

走ってるときって感覚の純度が高いので、普段と違う音楽の聴こえ方がするんです。

―自分の音楽傾向から、自動でプレイリストを作成する『Soundtrack Your Workout』を使用して作られたプレイリストを早速、聴いてもらっていますが、いかがですか? 三原さんは条件として「60分」「ランニング」「自分ひとりで」「踊るように動く」「ヒップホップ / ダンス」を選ばれました。

『Soundtrack Your Workout』を使用して作成された三原勇希のランニングプレイリスト

三原:16曲のうち知ってる曲は2曲くらいで、ほとんど知らない曲なんですけど、好みがバレてる感じがします(笑)。これまでのSpotifyのAI系プレイリストみたいに、ある程度自分が聴いている曲もあるのかなと思っていたんですけど、知らない曲ばっかりで。出会いが多いのはうれしいですね。

―今ざっと聴いた中で気になる曲はありますか?

三原:リコ・ナスティーはもともと好きで聴いてたんですけど、この“IPHONE”って曲は聴いてなかった! リコ・ナスティーってパンクラップとかメタルラップって言われたりもするんですけど、このプレイリストに入ってくるのは意外で面白いですね。あとProspa“Ecstasy (Over & Over)”。アーティストも曲も知らなかったんですけど、だんだんアガっていく曲の構成はランニングと相性がよさそう。しかも配置されているのがプレイリストの後半で。ワークアウトをしていて一番しんどい時間なので、このタイミングで入ってくるのはブースターとしてすごくいいですね。

自分だけのワークアウト用プレイリストを自動的に作成するサービス『Soundtrack Your Workout』のトップページ。ワークアウトの種類や時間、気分などを設定すると、これまでの音楽聴取の傾向からAIが自動で作成する。
自分だけのワークアウト用プレイリストを自動的に作成するサービス『Soundtrack Your Workout』のトップページ。ワークアウトの種類や時間、気分などを設定すると、これまでの音楽聴取の傾向からAIが自動で作成する。(サイトを見る

―曲順も重要なんですね。

三原:はい。このプレイリストもそこまで考えられてるんですかね? すごい! なんかちょっと悔しいです(笑)。

―あはは(笑)。

三原:ストリーミングのリコメンド機能、最初はすごく嫌だったんです。そんなのない時代から音楽を聴いていて、自分でディグするのが好きだったから、「お前に私のなにがわかるんだ!?」みたいな(笑)。けど結局その機能で好みの音楽に出会えることも多くて。特にSpotifyはその精度が高いので、悔しいけど助かっています。

―このプレイリストは、実際に走りやすそうですか?

三原:すごくよさそうです。ランニング用のプレイリストで大事なことはテンションとかテンポ感が揃っていることだと思うんですけど、ちゃんと揃っていて。しかもトラップや歌もののヒップホップと歌がない四つ打ちのバランスがよくて、飽きないしうるさくない。私、「ランニング用のプレイリスト作ってください」っていうお仕事がちょこちょこあるんで、これだけ性能がいいと私の仕事が奪われて困りますね(笑)。

―それこそテンションやテンポを揃えたり、聴いていて飽きないものを入れたりと、気を配ることが多い分、自分で作るのは大変そうですもんね。

三原:自分で作ると本当に時間がかかるんですよ。BPMも揃えたいし、流れもこだわっちゃって。なので、こんな一瞬で作ってくれるのは魅力的です。しかも気分とかによって変えられるわけですよね。いろいろ変えてまた作ってみたいです。

―ちなみにご自身がプレイリストを作るときはどんな流れを意識されていますか?

三原:最初は気持ちよく走り出せそうな、軽快で明るめな曲。まずは曲に気分を乗せてもらうような気持ちですね。で、気分が乗ってきて足が動くようになってくるあたりからはわりとテンションが一定の曲を続けて。キツくなってくる後半にはわかりやすく歌詞で励ましてもらえるような応援ソングや、アガる曲を。長距離のときは、最後はスタジアム感のあるロックなどでフィナーレ感を演出したりもします。

―走るときの気分やテンションって、聴く音楽によってけっこう左右されるものなんですか?

三原:めちゃくちゃ左右されます。走ってるときって感覚の純度が高くなってるというか、音楽や言葉や景色の浸透率が高くなっているんです。流し聴きしているときとは全然違う聴こえ方がするんですよ。

―走ってるときは、それこそ聴き流しているような感覚なのかと思っていました。

三原:逆なんです。走ってることを忘れるくらい、音楽に集中できるんです。だから聴きたい新譜がリリースされたら「これを聴くために走ろう」ということもあるし、お仕事で番組にゲストを迎える前には、その人たちの曲をランニングしながら聴くことも多いです。普段の「ながら聴き」だと、スマホいじったり、色々と雑念が入ったりするじゃないですか。あと歌詞を確認したくなったり。それも必要ないくらい、歌詞も入ってくるし、しっかり聴けるんです。

―感覚が研ぎ澄まされるんですね。

三原:あとは景色との相乗効果が生まれたりもしますね。たとえば海沿いを走るときにはそれっぽいプレイリストを作ると、さらにより気持ちよく走れたり、今だったら夏っぽく、スティールパンが鳴っている曲とかレゲエを入れてみたり。あと雨の日のプレイリストも作ってるんですけど、それを雨の日に走りながら聴くと、最強になった気分で走れます(笑)。環境全部を利用して最大限に音楽を楽しんでいます。

―先ほど「踊るように動く」を選んでましたけど、自分で作るときもそういう選曲が多い?

三原:そうですね。なんなら走りながら踊っちゃってます。クラブにいるときみたいな感じで、手とか動いてます。ランニング中は「全身で音楽を聴く時間」という感じですね。

『Soundtrack Your Workout』では、ワークアウトの気分も選択できる。三原は迷わずに「踊るように動く」を選択した。

ストリーミングは曲への愛着が盤より薄いけど、プレイリストを作ったり交換したりすることでもっと一曲を好きになれる。

―三原さんは普段から音楽をよく聴かれていますが、ワークアウト中に聴く音楽と、普段聴く音楽は違いますか?

三原:どっちでも聴く曲ももちろんありますけど、やっぱりスローな曲はあんまりワークアウト中には聴かないかな。逆にワークアウトのときはモチベーションを上げてくれる曲が多いです。わかりやすく「keep running」みたいな歌詞が入ってる曲なんかはプレイリストに入れたくなります。あとはEDM的な構成の曲というか……溜めて溜めてサビで盛り上がる、みたいな曲をたまに挟むと疲れてきたときにやる気が出ます。あとは飽きないように洋楽と邦楽を混ぜたり、歌詞のある曲とない曲を組み合わせたり。ワークアウトってやっぱりキツいことなので、音楽の力を借りて楽しめるようにしています。

―音楽好きの三原さんですが、そのルーツはなんだったんでしょうか?

三原:小・中学生の頃、TSUTAYAに行ってはランキング上位の曲を借りて音楽を聴いていたんですけど、その頃、RIP SLYMEとかDef Tech、ケツメイシとか、ポップな音楽の中にラップが入っているような曲が人気で私も好きだったんです。そんなときKICK THE CAN CREWの“TORIIIIIICO!”に出会って衝撃を受けました。ラップの面白さをマイクリレーでつないでいく、「ヒップホップの虜だ」ってことを歌った曲なんですけど、その言葉遊びも巧みで、歌い手のそれぞれのフロウもすごく自由で。実際カラオケで友達とマイクリレーするとさらに楽しい。ラップは1つの歌詞に何重にも意味がかかっていたり、固有名詞がいっぱい入っていたりして、いくらでも意味を掘り下げられたんですよね。聴けば聴くほど気づかなかった韻を発見したり。そうやってディグしていくうちにラップを好きになっていきました。

KICK THE CAN CREW“TORIIIIIICO!”を聴く(Spotifyを開く

―ラップのどういうところに惹かれたんだと思いますか?

三原:一番はリズムと言葉遊びですね。「どれだけ掘れるか」っていうのも大きかったと思います。歌詞もそうだし、サンプリングの元を辿って行ったり、フィーチャリングゲストを調べていったり。でも全然ヒップホップだけが好きというわけではなくて。平井堅さんとかも昔から大好きだったな。ジャンルは本当に関係ないですね。好きなポイントがあれば好きです。

―音楽の出会い方は時代によって違うと思いますが、最近はどうやって出会うことが多いですか?

三原:音楽好きの友達に教えてもらうことが多いですね。逆に教えることも多いですけど。あとはTwitterとか。

―お友達と教え合うときにはそれこそプレイリストをシェアしたり?

三原:そうですね。「プレイリスト作って」って言われることも多いです。私が音楽の先生と慕っている(笑)、渋谷のBeat CafeのKatomanさんに定期的にプレイリストを提供してもらっています。いい感じの新曲を詰め込んでもらうこともあれば、私が「何年代のこういう感じの曲が聴きたい」と言うと、それに沿ってセレクトしてくれたり……! ストリーミングってどうしても曲への愛着が盤よりも薄くなりがちだと思うんですけど、プレイリストを作ったり交換したりすることで聴こえ方が変わって、もっと1曲1曲を好きになれると思います。

マラソンって因果律がわかりやすくて、がんばるほどちゃんと結果が出るからうれしかったんですよね。

―今回はランニング用のプレイリストを作っていただいたので、ランニングについても聞かせてください。痩せたお友達の影響で、ランニングを始めたということですが、そこからランニングが面白いと思うようになったきっかけはなんですか?

三原:最初は友達と走っていたので、その集合写真を毎回Twitterにアップするのが楽しかったんです。朝早く起きたり、体を動かしたりするのも気持ちよかったし。でも意識がガラっと変わったのは2015年にフルマラソンの大会に出たことですね。

―大会でどう変わったんですか?

三原:ランニングを始めた当時は「楽しい~」って感じで走っていただけで、特にがんばってはいなくて。でも大会に出場するとなると、練習も本番もがんばらなくちゃいけない。でもがんばった分だけ結果が出るのが気持ちよかったんです。私ずっと自分に自信がなかったんですよ。芸能活動は中学生の頃からやっているんですけど、数字で結果が出る仕事じゃないし、人から「よかったよ」と褒められても「まだまだ全然」と思ってしまって、あまり自分に満足したことがなかった。

でもマラソンって因果律がわかりやすいというか。やったぶんだけタイムが縮まったりして、ちゃんと結果が出るからうれしかったんですよね。「それだけがんばったんだな」って自分を褒めてあげられて。わかりやすくいうと、自己肯定感が上がったんです。

―そもそもどうしてフルマラソンに挑戦しようと思ったんですか?

三原:お仕事で話がきたんですが、私は好奇心が旺盛なタイプなので最初は「楽しそう」という単純な興味でした。練習を始めると当然きついんですけど、やるならなんでも全力を尽くしたいタイプで。私は大会の3か月前くらいからコーチをつけてもらって練習を始めたんですが「3か月後のゴールに向かって初めてのことに挑戦する」ということって私にとっては久しぶりで。「大会」とか「試合」とかも大人になるとなかなか経験しなくなるし。そういう粛々とゴールに向かう状況に対する興奮がありましたね。しかも結果的に、目標にしていたタイムよりも大幅に速く走れることができて、初フルマラソンで4時間を切ることができました。自分やるじゃん、って思えたその経験がランニングにハマった一番のきっかけだったかな。

―大会に出たからこそ、わかった楽しさだったんですね。

三原:あと、私、運動が苦手なんです。

―え? 意外ですね。

三原:運動は好きなのに、部活ではずっと補欠だったし、学生時代は体育の成績も悪かった。でもマラソンに運動神経は関係ないんですよ。それも惹かれた理由です。体を動かしたいなと思ったら、1人でもできるし、どこでも無料でできるし、なにもいらない。一番ハードルが低いスポーツだと思います。

―始めるハードルは低いですけど、続けるには根気がいるスポーツでもありませんか? 「走ってみたものの、なかなか続かない」という声もよく聞きます。

三原:確かにそうですね。続けるためには「無理しない」というのが大事だと思います。私は走りたくない日は走らないですし(笑)。体を動かしたいと思った日とか、「今日は涼しくて気持ちよさそう」と思ったら走るとか。「走って気持ちよかった」っていう体験が、また走ろうと思うことにつながると思います。最初に話をしていたように「この新譜を聴きたいから走ろう」とかでもいいと思うし。私がランニングを続ける上で一番大きいのは、友達の存在なんです。

走れた喜びとか、「話して楽しかった」っていう気持ちが、ランニングを長く続けるモチベーションになるんです。

―ランニングを始めたときから一緒に走ってるお友達ですか?

三原:いや、そのときのみんなは生活が変わってやめちゃったんですけど(笑)、走っていたら、一緒に走れる新しい友達がいっぱいできたんです。ランニングって人を誘いやすいんですよ。この間も美容師さんと話をしていたら家が近くて、私がよく走っている公園をその人はよくウォーキングしていることが判明して、「じゃあ一緒に走りましょうよ」という話になりました。デートのお誘いとしてもオススメです。いきなり「ごはん行こう」って言われるより「一緒に走ろう」のほうが、誘うほうも誘われるほうもハードル低くないですか?

―でも初心者だと「ペースに合わせられるかな?」とか不安になりそうです。

三原:それは勘違いなんですよ~! 走ってる人からしたら、いつもよりペースが遅いことなんてどうでもいいんです。人と走れることが嬉しいので、相手にあわせてゆっくり走ったり距離がいつもより短かったりすることは全く苦じゃない。家から出ることが一番大変なので、そこを友達と走ることでクリアできればいいんです。しゃべれるくらいのペースで!

―しゃべれるくらいでいいんですか?

三原:はい。ランニングをはじめたばかりの人って、少し走って「しんどい、無理」となりがちなんですけど、しんどくなるペースで走っていてはダメで、走りながら話せるくらいのペースがベストです。走れた喜びとか、友達とした話が楽しかったっていう経験が「もう1回やろう」に繋がるので。1日3キロでいいんです。「今日走った」「今日がんばった」っていう事実が、その日1日をいい日にしてくれます。私は仕事がうまくいかなった日や凹んだ日は「反省ラン」をしたりするんですよ。「今日、仕事ではうまくいかなかったけど、ランニングはがんばれた」という事実が、その日をずっといいものにしてくれるし、前向きな気持ちに切り替えられます。

―体だけじゃなくて、メンタルも健康にしてくれるんですね。

三原:ランニングは一番手っ取り早くメンタルを健康にする方法だと思います。ほかにも私は自然に触れることも大切にしていて。海とか山とか川とか行くと単純だけど、あからさまに元気になるんですよ。群馬県のみなかみというエリアが私はすごく好きなんですけど、そこまでパッと行って、山と川で遊んで、美味しいものを食べて、温泉入って帰ってくるという1日でそのあとしばらく元気です。仕事で疲弊してる友達を連れていったりもします。「黙ってついてきて」くらいの感じで。

―ワークアウトに限らず、三原さんはアクティブに動き回ることで元気を保っているんですね。

三原:家でダラダラする日もあるし、自然の中ではのんびりするんですけどね。でも私の場合は、人に会って話すことが一番元気になれると実感しています。長距離のランニングも楽しくやりたいので、夜中に渋谷をスタートして、都内の観光名所を回って築地で朝ごはんを食べることをゴールにしたり同じ距離でも自分で面白いコースを作っちゃうんですよ。今年の30歳の誕生日には、友達と30キロランをしました。

―日常の運動というよりも、ワークアウト自体をイベントとして楽しんでいるというか。

三原:そうですね。楽しいから続いてるんだと思います。友達と遊ぶにしても「2時間お茶するのもいいけど、2時間走りながらしゃべったら一石二鳥じゃない?」ってランニングにしちゃったり(笑)。そうやって友達と走ったあとには、1人でじっくり音楽を聴くランをしたくなったりもするんですけどね。そういうときにはこのプレイリスト機能を活用してみようと思います。

『三原勇希×田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast』を聴く(Spotifyを開く

サービス情報
『Soundtrack Your Workout』

日頃聴いている音楽の傾向を踏まえ、自分だけのワークアウト用プレイリストを自動的に作成するサービス。サイト上でワークアウトの種類や所要時間、運動の強度、なりたい気分、誰と運動するかなどの質問に回答し、自身のSpotifyと同期することで、プレイリストが作成される。

『三原勇希×田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast』
プロフィール
三原勇希 (みはら ゆうき)

タレント/ラジオDJ。1990年生まれ。大阪府出身。愛読していたティーン向けファッション雑誌『ニコラ』のイベント会場にてスカウトされ13歳でモデルとしてデビュー。その後、tvkテレビ神奈川「sakusaku」で4代目MCを務めるなど様々な番組に出演。 現在は音楽、スポーツ、ファッションと多才多趣味を活かし、テレビ・ラジオ・雑誌・Podcast・コラム執筆などマルチに活躍中。



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